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「彦根柿」って知ってる?「彦根梨」だけじゃない特産品!

農家のこだわり

自慢の特産品

旬の食材(秋冬)

2024.11.01

彦根柿サムネイル

彦根市にある荒神山の麓で生産されている大人気の特産品「彦根梨」。
その隣で、柿が栽培されているのをご存知でしょうか?

「彦根梨」と同じ果樹団地で収穫された柿は、梨と同様にJA東びわこの選果施設で光センサーなどによる検査を受け、「彦根柿」として出荷・販売しています。

今回は、そんな「彦根柿」の生産者にインタビューを行いました。

「彦根柿」生産農家・伊吹壽郎さんインタビュー

彦根市石寺町の果樹園で「彦根柿」を栽培する伊吹壽郎(いぶき・としお)さんにお話しを伺いました。

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Q.「彦根柿」のPRポイントを教えてください。

A.やはりなんと言っても、シンプルにおいしさだと思います。

他の果物と比べて柿は、高級品というより庶民の果物といったイメージがありますよね。ですが一度、だまされたと思って「彦根柿」を手に取り食べてみてほしいです。

大玉かつ甘さが乗るよう仕上げた「彦根柿」の魅力を知った人は、おかげさまでリピートしていただくことが多く、好評の声をいただけることが何よりの励みになっています。

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果物の中でも随一の甘さを誇る柿ですが、栄養価も高く優秀な果物と言えます。

Q.おいしさの秘訣は何ですか?

A.柿のおいしさの7割は、冬季の剪定で決まります。そのため雪が降る日も正月も、休みなく黙々と不要な枝を選んで切る作業に徹しています。

正直言って大変ですし、家でゆっくり正月も過ごしたいですが、「彦根柿」を毎年楽しみにしていただいている方の顔を思い浮かべると力が湧いてきます。

また5月から夏にかけて行う摘果作業は、全体の8~9割の果実を切り落として良い物だけを残します。これも大変労力がかかりますが、下記のおいしさの残り3割を決める重要な作業です。

栽培の苦労を伝えたいわけではありませんが、やはり放任栽培された柿とは格別の味わいだということを知ってほしいです。

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家で放任(放ったらかし)栽培された柿を食べて「あまりおいしくないな」と思った経験はありませんか?プロが手掛ける柿は、手間のかかり具合が全く異なるのです。

Q.今後の目標をお聞かせください。

A.「彦根柿」に魅力を感じてもらえるファンを増やすことです。

生産量が限られているため、大きな動きは難しいですが、コツコツと取り組んでいきたいです。

また、安定生産にもこだわりたいです。柿の栽培については解明されていない部分が多く、とびきり出来栄えの良い年があれば、いまひとつの年もあります。

人が手を掛けることで対処できる部分はしっかりと押さえ、「彦根柿」の名に恥じないものを生産し続けられるよう今後もがんばります。

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糖度計で収穫適期を確認。高い数字を叩き出すのが密かな楽しみだそうです。

「彦根柿」はどこで買える?

「彦根柿」は、選果施設「果樹工房」で光センサーなどによる検査を受けた後、JA東びわこの直売所を中心に販売中。12月初旬まで収穫が続きます。

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地元の農産物が多く並ぶ直売所では「彦根柿」のほかにも、各地域でこだわって栽培された柿が並んでいます。

それぞれの味わいを食べ比べてみるのもおすすめですよ。

 

ここで注意点があります。

それは、柿をはじめとした農産物は工業製品ではないということです。

生産している農家の数によっては出荷量に限りがありますし、天候や病害虫被害の影響を受けて残念ながら不作となってしまうこともあります。

そのため、毎年店頭に行けば目当ての農産物が必ず置いてあるというわけではないのです。

売り切れの場合はご容赦くださいね。

 

その点、高度な流通技術によっていつでも・どこでも規格の統一された農産物が買えるスーパーなどの量販店はすごいのです。

直売所は規模が小さいため、品揃えにおいてはスーパーに勝つことができません。

ですが、スーパーにはない魅力がたっぷり詰まっていますよ。

詳しくは、こちらの記事→【JA東びわこの直売所】をご覧ください。

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ぜひ地元の柿をおいしく食べて、地産地消を活性化!

地域の農業を盛り上げましょう!