エンジョイ直売所出荷!!|地域農業のEひと(岡宣惠さん)
農家のこだわり
2024.11.01
彦根市地蔵町
岡 宣恵さん(65)
主な生産品目
露地野菜16.5a
趣味から始めた直売所出荷
松原町・長曽根町・西沼波町で畑を借りて、夫と二人三脚で野菜を栽培しています。
自分が食べて本当においしかった品目や品種を選んで作付するよう心掛けています。
農業に縁の無かった私が畑を始めたのは、遡ること10年前です。
趣味で畑をやってみようと、少しだけ土地を借りて野菜づくりを始めました。
素人ながらも楽しく取り組む中でJA直売所の存在を知り、せっかくやるなら出荷してみようと思ってから徐々に畑の面積が大きくなっていきました。
作業は大変で苦労も多いですが、良いものが収穫できたときや、「おいしかったよ」と言ってもらえることが何よりうれしいです。
多くの人に知ってほしい!出荷者の本気度
直売所出荷として部会に加入して一番良かったのは、仲間ができたことだと思っています。
特に仲の良い6人で雑誌「家の光」を活用するグループ「ベジタブルs(ズ)」として定期的に集まり、野菜づくりだけでなく料理や手芸、ウォーキングなど色々なことを楽しんでいます。
また、昨年度からは部会で副部会長を務めています。
その中で改めて感じるのは、出荷者の皆が売れる出荷品づくりや店舗運営、地域農業について前向きに、そして一生懸命に考えていることについてです。
誰もがより良い農業の在り方について意見を持ち、互いに刺激し合って切磋琢磨しているのが、とても素敵だなぁと思います。
直売所出荷を始めるまで、そんなことは知る機会もありませんでした。
私が見据える二つの目標
野菜のほかに、加工品も出荷しています。
今後の目標は、10月から3月にかけて出荷する「たくあん」の売り上げを伸ばすことです。
自分で育てた専用品種のダイコンを、秘伝のレシピで漬け込む自信作なんです。
大人はもちろん、小さいお子さんにもたくさん食べてもらえる味付けに仕上げていますので、店頭で見掛けたらぜひお買い求めくださいね。
そしてもっと大きな目標は、夫と一緒にできるだけ長く畑を続けていくことです。
よくケンカもするけれど、二人の力を合わせて野菜づくりをする毎日が楽しいです。
いつもありがとう。お互い健康に気を付けながら、これからもがんばろう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
あなたの声援が、地域農業の後押しになります。
※この記事は、JA東びわこ広報誌「EひとEすと」9月号で掲載した内容です。