はじめての体験、さまざまな感想。|ふぁんファンちゃぐりんキッズクラブ活動レポート
活動レポート
2025.06.02

「食」や「農」の大切さを学んでもらおうと
JA東びわこが取り組む食農教育活動
「ちゃぐりんキッズクラブ」。
そのファンづくりを目的に、
平成21年から小学校低学年向けに
「ふぁんファンちゃぐりんキッズクラブ」を開いています。
5月25日、令和7年度 第1回目の活動を行いましたので、その様子をご紹介します。
活動レポート
「ふぁんファンちゃぐりんキッズクラブ」の活動は年に2回。
この日は、サツマイモとマコモタケの植付け体験、そして「どろりんピック」を行いました。
サツマイモの植付け体験にご協力いただいたのは、彦根市柳川町の農家・田付勇司さん。
マルチを張った畝(うね)に、キッズ生の皆さんが丁寧にサツマイモの苗を植えました。
「本当にこれがサツマイモになるの?」
「このビニール(マルチ)は、なぜ張ってあるの?」
と、キッズ生は興味津々。
田付さんが笑顔でお答えいただいていました。

なんと、ご厚意でキャベツも収穫させていただけることに。
自分で選んだキャベツを田付さんやJA職員が包丁で切り取り、キッズ生1人につき2玉を持って帰らせていただきました。
スーパーで売っているキャベツは、外側の葉っぱを剥がした状態で並べられています。そのため
「これ、本当にキャベツ?」
「キャべツってこんなのだっけ?」
やや懸念を抱くキッズ生(笑)
しかし外葉を剥がしてみせると「ほんまや!キャベツや!」と、ひと安心してくれました。

続いて場所を移動し、彦根市南三ツ谷町の農家・田附隆司さんの田んぼへやってきました。
いよいよお待ちかねの「どろりんピック」です。

今年は気温が低かったものの、小学校2年生のキッズ生たちはお構いなし。
「キャーーー!!!」
「ヌルヌルするぅ!」
「気持ち悪いッ」
「気持ちいぃ~♪」
素足で田んぼに入るはじめての体験に、いろいろな感想が飛び交います。
泥に足を取られながら、かけっこや鬼ごっこをして楽しみました。

ひとしきり遊んだ後は、マコモタケの植付けです。
読者の皆さんは、マコモタケをご存知でしょうか?
イネ科の水田作物「マコモ」の肥大した茎部分を食用として「マコモタケ」と呼ぶそうです。
人の背丈と同じかそれ以上に草丈が伸びるんですよ。
田附隆司さんから植え方を教えていただき、ロープに付けた目印の部分に株を植えていきます。
何せ足元が悪いので、数メートル移動するだけでもひと苦労。
力を振り絞り、がんばって植え終わることができました。



体験後は、田付勇司さん、田附隆司さんも交じって皆で食事会です。
昨年度のちゃぐりんキッズ生が収穫したお米と地元の野菜を使ったカレーを食べ、今日の苦労をねぎらいました。
苦労した分、ご飯がおいしかったですね。
今後の活動
次回は10月、今回植えたサツマイモとマコモタケの収穫体験を行います。
キッズ生の背丈より大きく育ったマコモで巨大迷路を計画しており、その様子も「Umel(ウメル)」でレポート記事を予定しています。
どうぞお楽しみに。
記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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