お米を味わう、その先に。|推し米No.1決定選手権
活動レポート
2026.10.29
お米を10種類、食べ比べたことはありますか?
甘み、香り、粒立ち、食感。
同じ「お米」でも、品種によって驚くほど個性があります。
そんなお米の魅力を味わいながら、
自分好みの品種を見つけるイベントを
この秋、彦根市石寺町の交流拠点「Umel STAND」で開催しました。
その名も、「推し米No.1決定選手権」。
地域で育った10品種を食べ比べ、
自分だけの「推し米」を探すイベントです。
今回は、初日から大きな盛り上がりを見せた
10月24日の様子をお届けします。
目次
おいしい、の基準は自分の舌。
「推し米No.1決定選手権」のルールは、とてもシンプル。
銘柄や評判だけで選ぶのではなく、実際に食べて、自分がおいしいと思ったお米を見つけること。
主催したのは、JA東びわこ組合員大学「あぐりライフ」。
「あぐりライフ」は、将来の地域リーダーを目指し、マーケティングやブランディングなどを学びながら、地域農業のこれからを考える取り組みを続けています。
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イベントの趣旨は、メンバー自身が育てたお米を持ち寄り、来場者に食べ比べてもらうこと。
自分が育てたお米の魅力を、どうすれば伝えられるのか。
その価値を、どんな言葉で届ければいいのか。
そして、食べる人と新しいつながりを生み出すには、何ができるのか。
これまで学んできたことを実践する場でもあります。
メンバーはそれぞれ資料やアンケートを準備し、来場者との会話から新たな気付きや学びを得ようと、この日を迎えました。
来場者にとっては、お気に入りのお米を探す楽しい時間。
メンバーにとっては、自分たちの学びを試す真剣な一日です。
雨の朝10時、イベントスタート。
当日は、あいにくの雨模様。
どれだけの方に足を運んでもらえるだろう。
そんな不安もありましたが、いざ始まってみると、会場にはたくさんの人が集まりました。
トレイに並ぶのは、個性豊かな10種類のお米。
普段から食べ慣れている品種もあれば、名前を聞くのも初めてという品種もあります。
「いつも食べているお米と、どう違うんだろう?」
そんな好奇心を胸に、来場者の皆さんが次々と食べ比べに挑戦します。
近年、お米への関心が高まる中、産地や品種、それぞれのおいしさについて、改めて考えるきっかけにもなったようです。
「あ、それ、私がつくったお米です!」
10種類のお米を実際に食べてみると、粒の大きさや香りはもちろん、甘みや食感にも違いが感じられます。
会場では、メンバーが来場者に声を掛けながら、お米談義に花を咲かせていました。
「普段はこの品種を食べているんだけど……」
「このお米は初めて食べたけど、こっちもおいしいね!」
感想を交わすなかで、ふと飛び出すのが、このひと言。
「あ、それ、私がつくったお米です!」
目の前のお米を育てた人から、直接話を聞ける。
作り手の顔が見えるからこそ、おいしさの向こう側にある物語にも触れられます。
普段、何気なく食べているお米。
その一粒一粒に、育てた人の想いや日々の営みがある。
生産者と消費者とが同じ場所で言葉を交わすことで、
お米を味わう体験が、少し特別なものに変わっていきます。
小さな気付きが、未来を変えるヒントになる。
会場でひときわ目を引いていたのが、メンバーの身長より大きなホワイトボード。
ここには、来場者との会話から得た気付きや、お米を食べた人の感想を貼り付けていきます。
イベントの始まりには、何も書かれていなかった真っ白なボード。
それが時間とともに埋まっていく様子は、まさに、みんなでつくり上げる一枚の作品です。
一つひとつの感想は、何気ないひと言かもしれません。
でも、作り手にとっては当たり前だったことが、食べる人にとっては新鮮な魅力だったりする。
反対に、自分では気付かなかった課題が、何気ない会話のなかから見えてくることもあります。
立場や視点が違えば、見える景色も違う。
だからこそ、さまざまな声を集め、目に見える形にしていくことに意味があります。
こうして得た気付きが、すぐに成果につながるとは限りません。
それでも、今日集まった一つひとつの声は、これから自分たちのお米の魅力を伝え、地域の農業の未来を考えていくうえで、大切なヒントになるはずです。
お米を通じて、人と地域とがつながる。
10種類のお米を食べ比べる機会も、作り手と直接話せる機会も、日常の中ではそう多くありません。
だからこそ、「Umel STAND」で過ごす時間を通じて、こんな気付きが生まれたらうれしいと思います。
「あ、この地域の農業って、いいかも。」
地域のお米を知り、作り手と出会い、農業を少し身近に感じる。
そんな人たちが集まり、つながり、地域の未来を一緒に描いていく。
「食」と「農」から、未来を育てる。
それが、「Umel STAND」を拠点に私たちが目指す姿です。
イベントに参加できなかった方も。「Umel STAND」で推し米探し
今回のイベントに登場した10品種のお米は、期間限定で「Umel STAND」にて販売しています。
また、会場を彩った装飾の一部や、来場者の感想が集まった気付きのボードも展示中です。
イベントに参加できなかった方も、ぜひ立ち寄ってみてください。
展示を眺めながら、気になる品種を選んでみる。
どんな人が育てたお米なのか、想像しながら味わってみる。
そんな楽しみ方もおすすめです。
食べ比べていくうちに、きっと見つかる、自分だけのお気に入り。
食卓に並ぶお米が、少し楽しみになるかもしれません。
あなたの「推し米」は、どれですか?
そして、あなたの「推し農家」は、誰ですか?
販売品種
コシヒカリ
キヌヒカリ
みずかがみ
にこまる
にじのきらめき
歓喜の風
きらみずき
ミルキークイーン
きぬむすめ
日本晴
※いずれも在庫には限りがあります。あらかじめご了承ください。
Umel STAND
彦根市石寺町2256
ストア 9:00~16:00
キッチンカー 10:00~15:00
定休日(水)(木)
TEL 0749-43-5692
