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毎日食べても飽きない春キャベツレシピ|ベテラン農家にきいてみた

農家のこだわり

おいしい食べ方

旬の食材(春夏)

2025.05.01

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春キャベツが旬の時期を迎えています。

巻きがゆるく、やわらかい葉が特長の春キャベツ。

キャベツを栽培する農家さんは、家庭でどのように食べているのでしょうか。

農家さんが本当におすすめするレシピを聞いてみました。

Umelスナップ

「Umelスナップ」では、ショート動画でインタビューを行っています。

馬場委平さんのこだわり

彦根市高宮町の馬場委平さん(74)にお話を伺いました。

Q馬場さんが栽培するキャベツについて教えてください
Aメインで栽培するナスの合間に春キャベツをつくってJA直売所へ出荷しています。
春キャベツは「生でよし!炒めてよし!蒸してよし!」の3拍子揃った野菜です。5年ほど前から栽培していますが、よく売れるのでつくりがいがあります(笑)
4月中頃から収穫を始めて月末にはすべての収穫が終わりますが、例年5月前半くらいまでJA直売所には春キャベツが並びますので、ぜひチェックしてみてください。
そして今年は、新たに夏キャベツの栽培に挑戦しています。葉が平たく巻きがしっかりしており、かつ甘みがあってジューシーな夏キャベツは、6月下旬には収穫できる見込みです。
これもJA直売所に出荷する予定ですので、よろしくお願いします。
※野菜は工業製品ではなく農産物です。天候や生育の状況によっては店頭に並ばない場合がございますのであらかじめご了承ください。

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Q栽培のこだわりを教えてください
Aキャベツに限った話ではないですが、有機資材をふんだんに使うことです。
10㌃あたり牛ふん堆肥を1.2㌧、米ぬかを90㌔、もみ殻を250㌔──
土づくりにおいて最低限これだけは入れるようにし、できるだけ有機栽培に近づけたいと考えています。有機の力を存分に活かした野菜は、やはり味が良いです。
ひと口食べて「うまっ!」となるおいしさもありますが、私は毎日のように食べても飽きないおいしさが本当のおいしさだと考えています。毎日食べたい野菜だからこそ、飽きないおいしさが大事ですよね。

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取材中、畑の様子を見に来たJA営農指導員とばったり遭遇。病害虫の被害状況や対策を農家さんへ共有することで品質の向上を図っています。

おすすめレシピ「春キャベツとベーコンの卵炒め」

葉っぱがやわらかくて甘い春キャベツを加熱する場合は、サッと調理するのが吉です。

間違ってもクタクタになるまで加熱しないでくださいね!

毎日食べたいおいしさ
春キャベツとベーコンの卵炒め

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材料(4人分)
春キャベツ … 1/4玉程度
ベーコン … お好みの量
卵 … 4個
醤油 … 適量
コンソメ … 適量

作り方
①春キャベツを手でちぎる
②ベーコンを2㌢幅程度に切る
③卵に醤油・コンソメを入れて混ぜる
④油を引いたフライパンでベーコンを炒める
⑤春キャベツを加え、しんなりするまで炒める
⑥卵を回し入れ、程よく固まったら出来上がり

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想像を超える「飽きないおいしさ」がそこにありました──

素材のおいしさを活かしたシンプルな料理ですので、新鮮な春キャベツを手に入れたらぜひお試しください。

 

 

記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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