地元産だからおいしい最強レシピ|ブロッコリー生産者に聞いてみた
農家のこだわり
おいしい食べ方
旬の食材(秋冬)
2026.01.13
冬の定番野菜、ブロッコリー。
βカロテンやビタミンCが豊富で、その含有量はキャベツの約4倍とも言われています。
今回は、愛荘町長野で水稲や野菜を生産する
「みのり農産愛荘株式会社」を訪れました。
Umelスナップ
「みのり農産愛荘株式会社」に聞くブロッコリー栽培のこだわり
代表の小菅 久宣(こすが・ひさのぶ)さんに、ブロッコリーや農業への想いをお伺いしました。
Qブロッコリーの栽培を始めたきっかけは?
A10数年前に、JAから勧めてもらったのがきっかけです。
現在はJA東びわこの農産物直売所や市場向けの出荷を中心に、学校給食にも届けています。
せっかく地元で生産しているからこそ、
冷凍や遠方産地のものではなく、採れたてのブロッコリーを地元で味わってもらえたらと思います。
ブロッコリーは鮮度で味が大きく変わる野菜なので、
「地元産のおいしさ」をもっと広めていきたいですね。
Q栽培で特に意識していることを教えてください。
Aできるだけ長い期間、安定して収穫できるようにすることです。
7月中旬からお盆ごろまで時期をずらして種をまき、
さらに複数の品種を組み合わせることで、
11月から2月まで途切れずに収穫できる体制を整えています。
「冬の間、いつでも地元の安全・安心なブロッコリーが手に入る」
そんな当たり前をつくるのが、私たちの理想であり実践している工夫です。
Qブロッコリー栽培の魅力は?
A一番は、冬場の安定した収益につながることですね。
水稲だけだと作業や収入の時期がどうしても偏ります。
そのために小麦や大豆、キャベツなど、複数の品目を生産しています。
社員に安定して働いてもらうには、
年間を通じた作業体系と、継続的な収益が欠かせません。
私が農業に取り組むうえで大切にしているのは、
地域の農地を、次の世代へ引き継ぐこと。
「農業をやってみたい」と思った人が、
スピーディーに挑戦できる環境をつくりたいんです。
農地の確保や設備の準備など、農業は意外とハードルが高い。
だからこそ、「明日から農業をしたい」という人でも働ける受け皿として、
この会社を立ち上げました。
一人の農家として、農業を志す人の背中は押してあげたいと思っています。
地域農業は、多くの人が関わることで守られていくものですから。
Q普段は、どんなふうにブロッコリーを食べていますか?
A一番多いのは、シンプルに茹でて、マヨネーズですね。
ほかにも、天ぷら、グラタン、チーズフォンデュ……
正直、新鮮なうちは、どんな食べ方でもおいしいです!
どんな料理にも寄り添ってくれるのが、
ブロッコリーの強みですからね。
小菅さん、ありがとうございました。
おすすめレシピ 「ごろごろブロッコリーと海老のペペロンチーノ」
「どんな食べ方でもおいしい」
——そう言い切る小菅さんの言葉で、この企画が終わってしまいそうになったその時。
「それなら、これを紹介しないと!」と、
従業員の皆さんが最近“ビビッ”ときた一皿を教えてくれました。
地元産を、贅沢に。
新鮮なブロッコリーならではの風味と
海老の組み合わせが最強なんです。
ごろごろブロッコリーと海老のペペロンチーノ
材料(3人分)
・ブロッコリー … 1株
・パスタ … 3束
・むきエビ … 適量
・ニンニク … 3片
・鷹の爪 … 少々
・オリーブオイル … 適量
・ブラックペッパー … 少々
作り方
① ブロッコリーは小房に分け、さっと下茹でする
② フライパンにオリーブオイル、薄切りにしたニンニク、輪切りにした鷹の爪を入れて弱火で油に香りを移す
③ むきエビを加えて火を通し、ブロッコリーと茹でたパスタとゆで汁100~150mlを加えてよく絡ませる
④ 取り出したニンニクを戻し、ブラックペッパーで味を調えて完成
ポイント
・ブロッコリーに含まれる栄養の流出を防ぐためにも、火を入れすぎないのがコツ。
・ごろごろ大きなブロッコリーは、シンプルだからこそ鮮度が味を左右します。
ブロッコリーと海老の組み合わせは、定番と言えば定番。
ですが、新鮮な状態で食べるからこそ気付くおいしさ、
作り手の顔や人となりを知って食べるからこそ気付くおいしさ、
「ブロッコリーって、主役になるんだな」と改めて思った一皿でした。
体調管理が気になるこの季節に、
地元の畑から届く、頼もしい緑黄色野菜を。
記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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