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家業を継ぐと決めたとき、選んだのは「みおしずく」だった|読者プレゼント企画

農家のこだわり

自慢の特産品

旬の食材(春夏)

旬の食材(秋冬)

2026.03.04

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滋賀県で生まれたイチゴ「みおしずく」。

いま、このイチゴを育てるために現場で学び、
未来を見据えて試行錯誤を重ねている
“修行中”の農家がいます。

今回の取材では
「みおしずく」の栽培に携わりながら、
就農に向けた修行の日々を送る
松宮さんに話をお聞きしました。

なぜ農業の道を選んだのか。
なぜ、このイチゴなのか。

未来の産地を支える一歩手前のリアルな姿を通して、「みおしずく」をつくる現場の今をお伝えします。

読者プレゼント企画は記事の後半で。

Umelスナップ

「みおしずく」の魅力とは?

訪れたのは、甲良町尼子で「みおしずく」の栽培に勤しむ松宮崇行(まつみや・たかゆき)さん(45)。

現在は農業大学校でイチゴの栽培を学びながら、実家の農園で日々経験を積んでいます。

本格的な就農はこの春。

着実に準備を進める中、まずは滋賀県オリジナル品種「みおしずく」について聞いてみました。

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Q ずばり、その魅力とは?

A ひと口食べたときに、「甘い!」じゃなくて「おいしい!」って出てくるイチゴですね。

イチゴって、ただ甘ければいいわけじゃないんです。
甘味と酸味、そのバランスが取れていて、互いを引き立て合っていることが大切なんです。
その点で「みおしずく」は絶妙なバランス感覚を持っています。

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加えて、食べた後にも口の中に広がる芳醇でフローラルな香り。
これは非常に優れた品種だと思います。

 

 

松宮さん、ありがとうございます。

前職では出張で全国を飛び回っていたというイチゴ農家の長男がおっしゃるのですから、説得力は相当なものですね。

ここからは、これから農家の道を歩む松宮さんに、
たくさんの質問をしてみました。
未来の地域農業を背負っていく農家の「今」 ――
ぜひご覧ください。

インタビュー

Q なぜこのタイミングで農家になろうと決めたのですか?

A 両親が積み上げてきた実績や信頼を、途切れさせたくなかったからです。

これまで畜産関係の指導員として働きながら、休日に実家の農業経営を手伝ってきました。
末っ子とは言え長男なので、親が高齢になるにつれ「この家の農業は将来どうなるんだろう」と、
ずっと心のどこかで考えていたんです。

あるとき、両親があと何年農業を続けられるかを計算してみたら、
自分が定年後に継ぐ頃には、父はとっくに90歳を超えていて。
「これはもう、先延ばしにできないな」と実感しました。

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そこから経営状況を調べたり、シミュレーションを重ねたりして、
1〜2年かけて後継できるよう準備を進めてきました。
妻が背中を押してくれたことも、大きかったですね。

自分が言うのも何ですが、両親は地域でイチゴ栽培を早期から始めた先駆者的な農家なんです。
これまで積み上げてきた実績や信頼をすぐ間近で見てきたので、
簡単には切り捨てることはできませんでした。

 

Q 数ある品種の中で、「みおしずく」を栽培する理由は?

A 一番は、安定した経営がしやすいことです。
私は「みおしずく」一品種だけを栽培していますし、今後も基本は変えないつもりです。

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品種を増やして直販すれば魅力は広がりますが、販売の手間や売れ残りのリスクも増えます。
その点、「みおしずく」はJAを通じた市場出荷が基本。
販売に振り回されず、良い単価で取引してもらえる高品質のイチゴを多く出荷することで収益を上げていく。
これが私のスタイルです。

滋賀県オリジナル品種という点も、もちろん大きな魅力ですね。

 

Q 逆に、「みおしずく」の課題は?

A まだ知名度が十分じゃないところですかね…
だからこそ、クオリティで認めてもらうしかないと思っています。

農家やJA、関係機関と一緒にブランドを育てていく中で、
自分もその一翼を担えたらうれしいです。

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栃木県や福岡県へ出張に行くと、お土産コーナーは
イチゴ味の商品ばっかりなんですよね。
「とちおとめ」とか「あまおう」とか。
滋賀のお土産コーナーにも「みおしずく」味の商品が並ぶようになったら最高ですね。

「滋賀といえば、みおしずく」と言われる存在を目指したいです。

 

Q 修行中の一日はどんな流れですか?

A 正直、大変ですが充実しています。

朝日が昇る前にハウスに入り、収穫。
9時過ぎまでパック詰めをして、その後出荷。

そこから農業大学校へ行って、16時まで授業です。
帰宅後は子どもの送り迎えや家事。
今はトマトも栽培しているので、時間はいくらあっても足りませんね(笑)。

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Q 思っていた農業とのギャップはありましたか?

A 大きなギャップはないですね。
以前から手伝っていたので、現実は見えていたつもりです。

ただ、施肥や温度管理、苗づくりなど、知識が追いついていない部分はまだまだあります。
だからこそ、学ぶ毎日ですね。

 

Q どんな農家になりたいですか?

A 地元・甲良町の「名物イチゴ」をつくれる農家になりたいです。

スイーツの開発やイベントなど、「みおしずく」を起点に甲良町に元気が集まるような、
そんな発展性のある存在を目指して、地域の農業を次の世代につないでいきたいです。

一日でも早く一人前になれるよう、精進していきます。

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松宮さん、ありがとうございました。

プレゼント企画【みおしずく」フリーズドライ】

 

JA東びわこでは、滋賀県生まれのイチゴ「みおしずく」をもっと気軽に、
もっと多くの方に知ってもらうため、フリーズドライを開発しました。

 

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※写真はイメージです。

形はそのまま、口当たりは軽やか。
ひと口で広がる芳醇な香りは、生果とはまた違った魅力。

食べた人を幸せにしてくれる――
そんな素敵な仕上がりとなりました。

一般販売は未定。
現在は、地域の飲食・加工事業者向けに展開を進めている段階です。

今回は特別に、そんな激レアとも言える、ここでしか手に入れることができない商品を、
WEBマガジン「Umel(ウメル)」読者の方だけにプレゼントいたします。

 

「みおしずく」フリーズドライ(3袋セット)を
抽選で10名様にプレゼント

プレゼントイメージ

※写真はイメージです。
※1袋○g入り

【応募締切】
令和8年5月8日(金)23時迄

応募は、プレゼント応募フォームから必要事項を入力して送信ください。

たくさんのご応募、お待ちしています。

 

 

 

記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

「みおしずく」は、
品種の力だけでなく、
“人”でつくられている。

その入口に立つ“修行中の人”の姿から、
産地の未来が、静かに見えてきます。

 

 

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