ようこそ直売所へ!買い物に利用するメリット4選
地域のお店・専門家
オリジナル加工品
2024.11.01
新鮮で安心な地元野菜が買える「直売所」を利用したことはありますか?
・新鮮でおいしい、安全な野菜が食べたい方
・地産地消で地域を盛り上げたい方
・「直売所」を利用したことがない方
そんなあなたに、ぜひ直売所を利用いただくことをおすすめします!
本記事では、直売所を利用する4つのメリットをお伝えします!
記事の後半では、JA東びわこの直売所へ野菜や加工品を出荷されている方にお話しをお伺いしました。ぜひ最後までご覧ください。
目次
メリット① とびきり新鮮な農産物が買える
直売所の売り場には、旬を迎えた採れたての野菜や果物が数多く並びます。
商品は地元の農家が朝一番に運び込むので、毎日新鮮です。鮮度がいいと、味も違います。
「採れたてのおいしさを届けたい」。直売所の商品には、そんな農家の気持ちが詰まっています。
メリット② 「安全・安心」“顔の見える”農産物が買える
直売所に並んでいる商品には、農家の名前が書いたシールが貼ってあります。
それは、商品の安全に自信を持っている証です。作った人の名前や顔が分かると、安心ですね。
名前を見て買う「指名買い」が多いのも直売所の特徴。ぜひお気に入りの農家さんを見つけてみてください。
メリット③ ここでしか買えない?珍しい商品に出会える
直売所には、スーパーなど量販店には並んでいないような珍しい野菜や果物がたくさんあります。
例えば1つの野菜でも、形や色・味が違う多くの種類を並べています。
これは農家が、少しでも他の人と違った作物を作り、消費者のニーズに合うよう工夫しているからです。
また、手作りや農家オリジナルの加工品も魅力的です。素材の味を生かした商品は、どれもおいしさ満点。
野菜や果物、卵、花などの生鮮品だけでなく、加工品も地元の食材にこだわっています。
メリット④ 地域の農業を育て、豊かな地域社会を形成できる
直売所では、農家がJAに販売を委託するシンプルな形態を採用しています。
また、商品の販売価格を農家自身が決めるため、適正な価格で農産物を販売することができます。
つまり、量販店と比べて仲介業者が少ない分、農家の手取りが多くなるわけです。
そうして得た収益は、農家は地域の環境保全を担う農地の維持管理や、新しい作物の栽培に挑戦する費用などに充てられます。
まさに、直売所で商品を買うことが、地元の農業を育て、豊かな地域社会をつくることにつながるのです。
農家に聞いたJA直売所の魅力
JA東びわこの直売所3店舗に野菜や加工品を出荷する彦根市の岡宣惠(おか・のぶえ)さんにお話を伺いました。
直売所出荷を始めたきっかけは?
—ずっと農業にはあまり縁の無い人生を過ごしてきましたが、趣味で家庭菜園を始めてみようと小さな畑を借りたのがきっかけです。
野菜づくりの面白さにはまり、どんどんと畑の面積を増やして直売所へ出荷することになっていきました。
岡さんが思う、直売所で農産物を購入するメリットは?
—それはやっぱり、新鮮さだと思いますよ。
私は葉物、その日の朝に採れたものを直売所に出荷するようにしています。
汗水を流して農産物を生産する以上は、最もおいしい新鮮な状態で食べてもらえるとうれしいです。
直売所を楽しむコツは?
―野菜やお米だけでなく、こだわりの加工品を探してみるのも、直売所を楽しむコツだと思いますよ。
私は自家製のタクアンや梅干しを出荷しているのですが、大きな工場で作るわけではないので一度に納品できる量に限界があります。
そのためスーパーなど量販店には出荷できませんが、JA直売所なら十分な量を出荷することができます。
直売所には、様々な人が手作りした色んな加工品がずらりと並んでいます。
出荷終わりに、様々な加工品を眺めるのが私の日課になっています(笑)
直売所利用者に知ってほしいことは?
—直売所出荷者部会の副部会長を務めさせてもらって気付いたのは、出荷者の皆さんが売れる出荷品づくりや店舗運営、地域農業について前向きに、そして一生懸命に考えていることです。
誰もがより良い地域農業の在り方について意見を持ち、互いに刺激し合って切磋琢磨しているのが、とても素敵だなぁと思います。
直売所出荷を始めるまで、そんなことは知る機会もありませんでしたからね。
岡さん、ありがとうございました!
「地域農業のEひと」にて、岡宣惠さんをご紹介しています。
こちらの記事もぜひご覧ください。
JA東びわこの直売所に行ってみよう
JA東びわこでは、4つの直売所を運営しています。
各直売所によって出荷されている農産物が異なる場合があるので、普段は利用しない店舗も、ぜひおでかけの際にお立ち寄りください。
やさいの里
地産地消にこだわり、旬の新鮮野菜をはじめ、花、米、果物などを販売しています。”みんなの直売所”をテーマに地域、消費者、農家、JAとのパートナーシップの上で成り立っています。
住所 滋賀県彦根市賀田山町234-6(彦根市役所亀山出張所東側)
TEL 0749-28-1238
FAX 0749-28-1238
営業時間 9:00~17:00
休業日 年末年始
駐車場 約25台
やさいの里あいしょう館
愛荘町の緑豊かな地域にあり、周辺の地元農家から届いた、とれたてでみずみずしい旬の野菜や果物が店内を鮮やかに彩ります。秦荘のやまいも・トマト・ぶどう・イチゴが大人気です。店内にはJA東びわこ初のオープンキッチンを設置し、採れたて新鮮野菜を使ったイベントも開催しております。
住所 滋賀県愛知郡愛荘町市1585(愛知川支店北側)
TEL 0749-42-2700
FAX 0749-42-2666
営業時間 9:00~17:00
休業日 年末年始
駐車場 約50台
やさいの里二番館
市街地に位置し、多くのお客様から「新鮮で安いし、安全・安心なのがうれしい」と好評です。品揃えが4店舗一豊富で、地元の飲食店の方もたくさん利用して頂いています。
住所 滋賀県彦根市平田町790(彦根中央支店南側)
TEL 0749-27-7733
FAX 0749-27-7733
営業時間 9:00~17:00
休業日 年末年始
駐車場 約15台
美浜館
琵琶湖岸の近くに出店する地元の農産物の直売所です。毎朝、地元農家が収穫したばかりの新鮮な野菜や梨・柿・イチゴなどの季節の果物、みそ・湖魚・しじみなどの加工品も販売しています。11月は「万木カブ」のはさ掛けが写真スポットです。ビワイチの方のご来店もお待ちしています。
住所 滋賀県彦根市石寺町2256(湖周道路沿い)
TEL 0749-43-5692
FAX 0749-43-5692
営業時間 9:00~13:00
■当面の間、上記営業時間といたします。冬季休業あり。詳しくはHPをご確認ください。
休業日 ~令和6年3月19日、原則 年末年始
駐車場 約10台
※掲載している内容は、令和6年11月1日時点の情報です。
※本記事にて使用している写真は、夏頃に撮影したものです。そのため、写真に写っている出荷品と実際の品揃えとは異なる場合があります。