SHIGA KOMECON 2024レポート|地元のお米を盛り上げよう!!
自慢の特産品
活動レポート
2024.11.07
令和6年11月2日(土)と3日(日)、彦根市の平和堂本部で西川貴教さんが企画するイベント『SHIGA KOMECON 2024』が開催されました。
『KOMECON』は、滋賀ふるさと観光大使としても活躍するアーティスト・西川貴教さんが「イナズマロック フェス」「イナズマフードGPXL」に続き、企画・開催する新イベントです。
日本の食卓に欠かせない存在であるお米の素晴らしさや価値を再認識するとともにエンターテインメントも楽しめるイベントとして立ち上げられました。
地元のお米を盛り上げるため、JA東びわこも株式会社パールライス滋賀と連名で出展しました。
今回は、2日間に渡って開催された本イベントの様子とメッセージをご紹介します。
JA東びわこトップメッセージ
このたびは、お米の消費拡大に寄与するイベント『SHIGA KOMECON 2024』を彦根市で開催いただき、感謝申し上げます。
第1回目の開催地として地元を選んでいただいたと伺い、「ぜひとも近江米や地域の農業を一緒に盛り上げたい」との思いで株式会社パールライス滋賀と協力し出展させていただきました。
今回のイベントで来場者の皆さんに提供された計6品種のお米は、当JAのエリアで収穫したものを使っていただきました。
たくさん召し上がっていただき、自分好みの品種を見つけていただけましたでしょうか?
当JAでは、「食」・「農」・「地域」をつなぐことで持続可能な農業と地域共生社会の実現を目指そうと取り組んでいるところです。
来場された参加者の皆さんが全国のおともと一緒に近江米を「食」べ比べていただくことで、そのお米がとれた「地域」の「農」に思いを馳せていただければ大変うれしく思います。
今後、お米の素晴らしさや価値を全国に、そして将来は世界各地に発信すべく展開されると伺っています。
当JAとしても、お米の消費拡大や農業振興といったところで、引き続きお米文化を盛り上げてまいりたいと思います。
西川貴教さんはじめ実行委員会の皆さまにおかれましては、今後益々のご活躍をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
JA東びわこ 代表理事理事長
柳本上司
西川貴教さんメッセージ
※11月2日、メディア向けに行われた会見での西川貴教さんによるコメントを抜粋してまとめました。
近江米は、水道栓をひねれば水が出るのと同じくらい地元の方にとって身近にあるもので、当たり前だと思いがちです。
しかし、じつはすごく栄養価が高く、発育に配慮するなど環境意識が高い栽培が行われており、このお米に地元の良さが詰まっているのです。
今回のイベントを通じて、そういったことを知っていただくきっかけになればと思います。
また近年は、日本の将来を不安視する声が多いです。
ですが、「食」を通じて日本の未来に夢を持ってもらいたいと考えています。
例えば、今年は米不足の話で騒ぎになりました。
もともとお米は食糧自給率の面でも、日本において本当に大切なものです。
お米や「食」にエンターテインメントを組み込み、その地域の魅力を発信していく。
そのようなコンセプトで持続性のあるイベントを行い、新たな地方創成や地域振興を始めていければと思っています。
コロナ禍では、余った備蓄米をどうにかできないかと、お菓子に加工して販売しました。
炊いてそのまま食べておいしいのはもちろんですが、それ以外の使い方で、お米のおいしさを引き出していくことも必要です。
今後『KOMECON』を通じて、今がんばってくれている農家の皆さんが報われるよう、また今作っている物の価値を更に上げていけるよう、生産者や関係者の皆さんと一緒に考え取り組んでまいります。
イベントの様子
初日はあいにくの雨模様。
ですが、入場ゲート前には開場を待つ多くの来場者で列をなしていました。
場内では、近江米期待の新品種「きらみずき」のほか、「みずかがみ」「秋の詩」など6種のご飯が食べ放題!
近江牛すき焼きや漬物など全国20種類の「ごはんのおとも」から選び、自分だけのオリジナル定食を作って食べるシステムです。
株式会社パールライス滋賀とJA東びわこの連名で出展したブースでは、地元産米の白米キューブや「彦根梨」など地域特産品を使った加工品をお土産として販売したほか、WEBマガジン「Umel(ウメル)」のPRを行いました。
JA東びわこイチゴ部会では滋賀県初のオリジナル品種「みおしずく」をPRしようと、生産者の方々から「みおしずく」を使ったグミを販売いただきました。
また、初日は彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」がブースを訪れ、「ひこにゃん米」をPRしてくれましたよ。
イベントの開場時間は18時まで。
日が暮れると、会場内のオブジェやブースがライトに照らされ、何とも幻想的な風景でした。
そして2日目。
昨日とは打って変わり、快晴!
最高の天気となりました!!
催しとして実施したポン菓子の実演では、出来立てのポン菓子を求める人で行列もできました。
おかげさまで1日目・2日目あわせて多くの方にブースへお越しいただき、地元のお米や特産品のPRを行うことができました。
来場者の年齢層は幅広く、出展ブースに訪れた方々に話を聞くと、滋賀県在住の人はもちろん、関西圏や東京など日本各地から来られている印象でした。
ご飯やおかずの食べ比べはもちろん、ラジオブースやDJタイムなど楽しいイベントを通じて、お米のことを考える…。
なんて素敵な取り組みでしょう!
JA東びわこでは今後もお米はもちろん、地域の農業を盛り上げてまいります!
ご来場いただいた皆さん、出展にご協力いただいた皆さん、本記事をご覧いただいた皆さん、
本当にありがとうございました!