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希少な伝統野菜「秦荘のやまいも」|最年少生産者・小泉さんおすすめの食べ方をご紹介!

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2024.11.28

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江戸時代から300年以上栽培が続くとされる伝統野菜「秦荘のやまいも」をご存知でしょうか?

今回は、「秦荘のやまいも」最年少生産者の小泉貴紀さん(31)にお話と、おすすめの食べ方を伺いました。

「秦荘のやまいも」とは?

伝統野菜「秦荘のやまいも」は、愛荘町の一部で13戸が約2haの面積で栽培しています。

すりおろすとビックリ!まるでお餅のような強い粘りで、まろやかな奥深い甘みを味わうことができます。

一度食べたら忘れられない味が好評を呼び、全国に根強いリピーターが存在する「知る人ぞ知る」野菜です。

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また、生産者の高齢化等により生産量が減少していることから、打開策を見出そうと生産者とJAが一体で取り組んでいるところです。

 

生産者で構成する「秦荘やまいも振興会」会長・上林惣一郎さん(74)の記事もぜひご覧ください。

最年少生産者・小泉貴紀さんが思うこと

「秦荘のやまいも」最年少生産者の小泉貴紀さん(31)にお話を伺いました。

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Q農家になったきっかけはありますか?
A好きなことを一生の仕事にしたいと考え、令和2年10月に就農しました。父と二人三脚で水稲や野菜を生産しています。
自分が生まれ育った地域の伝統野菜が、もしかしたら絶滅してしまうかもしれないといった危機にあります。「このままでいいのか。自分にできることはないのか」と日々、自問自答しながら過ごしています。

 

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小泉さんは就農当時10aほどの面積で作付していましたが、今では倍の20aまで拡大。今後は60aまで拡大を目指しています。

 

Q今後の目標を教えてください
10年、20年後、「秦荘のやまいも」を『かつて有名だった特産品』ではなく、『今が最も盛り上がっている特産品』にするのが私の大きな目標です。
「秦荘やまいも」は、味だけでも勝負できるすごい野菜なので、とにかくもっと多くの人に知ってほしいです。

 

ヒゲ焼き
収穫後に炙ってヒゲを取り除きます。栽培から収穫、調製までほぼ全ての工程を手作業で行う必要があることから、生産に大きな労力が掛かるのです。

おすすめの食べ方は?

小泉さん曰く「まずはやっぱり、すりおろしてそのままお召し上がりいただきたい」とのことです。
そして次は、色んな食べ方をして「秦荘のやまいも」を存分に楽しんでみるのがおすすめです。

今回は、小泉さんがとても気に入っている食べ方をご紹介します。

 

パリッともちもち!
唯一無二の食感がクセになる!!
「秦荘のやまいも」海苔で挟んで揚げたやつ!!

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揚げ

作り方
1.「秦荘のやまいも」をすりおろす
2.ひと口大を海苔で挟んで、きつね色になるまで素揚げする
3.お好みのタレをかけて出来上がり

ポイント
すりおろす際に皮を多少残すことで、風味と栄養が豊かになりますのでぜひお試しください。
揚げ具合はお好みで。中身が半生だとトロっと感が出てこれまた絶品です。
タレは、うなぎのタレが断然おすすめ。料理屋の味になります。ほかにも醤油と鰹節など、こちらもお好みのタレでお召し上がりください。

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「秦荘のやまいも」はどこで買える?

「秦荘のやまいも」の販売時期はおおむね11月中旬から下旬まで。

生産者による路面販売などでお買い求めいただけます。
タイミングが良ければ、JA東びわこ直売所「やさいの里あいしょう館」にも並びます。
生産数が限られた、非常に希少な農産物です。売り切れの場合はご容赦ください。

※今シーズンのJA直売所出荷は、ほとんど終了いたしました。あらかじめご了承ください。

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