キャベツの芯、捨ててませんか?|鹿谷さんは余すことなく食べてほしい
農家のこだわり
おいしい食べ方
旬の食材(秋冬)
期待の若手農家
2024.12.11
今回は、今が旬の秋冬キャベツを生産されている鹿谷朋弘さん(45)をご紹介します。
鹿谷さんにキャベツのおいしい食べ方をお伺いすると、こう話していただきました。
「丹精込めて育てた野菜なので、無駄なく食べてもらえるのが何よりうれしいです!」
葉物野菜の価格が高騰している今だからこそ、農家さんの思いも乗せて、余すことなくキャベツを堪能してみてください。
キャベツ農家・鹿谷さんはどんな人?
彦根市三津屋町の鹿谷朋弘さんにお話を伺いました。
今年11月にJA東びわこ大感謝祭で開いた農産物品評会では、野菜部門葉菜類の1等を受賞されています。
Qいつ頃から農業に取り組まれていますか?
A会社員として働きながら父の農業を手伝っていましたが、規模拡大に伴い、9年ほど前に農業の世界へ本格的に足を踏み入れました。現在は家族で米や野菜を生産しています。
Q就農当時はどんなことを思っていましたか?
A個人的に野菜の栽培が好きで、就農時に野菜ソムリエの資格を取得しました。
「他の人が作っていない珍しい野菜を作りたい!」と当時から思っていましたね。
その思いは今でも強く、例えばロマネスコなど比較的新しい野菜も栽培しています。
Qキャベツはどんな思いで生産していますか?
A主に地域の学校給食へ出荷しているキャベツは、責任を持って高品質に仕上げる必要があるため、特に力を入れています。
栽培のポイントは、キャベツの生育状況を目で見て、適切な栽培方法を実践することです。
なかなか簡単ではありませんが、自分の育てた野菜が将来を担う子どもたちの健康な身体づくりに貢献していると考えると、何だか誇らしい気持ちになります。
Q農業をしていてうれしいことと苦労することは?
Aやっぱり、食べてくれた方に「おいしい」と言ってもらえることです。それが自身の活力となり、よりおいしい農産物を作る励みになります。
苦労することは、農業は会社員時代と比べて休みが少ない上に体力仕事が多く、大きな労力が掛かることです。数年前にはわりと重度の熱中症になってしまい、健康で長く続けていくことの大切さを改めて実感しました。
この地域で農業をさせてもらえることに感謝しながら、これからも日々こつこつと取り組んでいきたいです。
おすすめレシピ「芯までうまい!絶品キャベツステーキ」
キャベツの芯、捨てていませんか?
今回は、芯までおいしく味わうことができるレシピを鹿谷さんに教えていただきました。
この料理を作って食べた時、衝撃が走りました。
キャベツあまっ!芯が一番おいしい…ッ!!
担当者がおいしさに震えた料理がこちら↓
芯までうまい!絶品キャベツステーキ
作り方
1.およそ8等分になるようキャベツをくし切りにする
2.フライパンに多めのオリーブオイル、みじん切りしたニンニクを入れ、中火で温める
3.香りが立ったらキャベツを入れ、焼き目を付ける
4.キャベツを裏返し、蓋をして弱火で蒸し焼きにする
5.芯に爪楊枝がスッと通ったら、カレー粉とコンソメで味を調える
6.全体的に馴染んだら出来上がり
ポイント
①味付けはお好みで。和風や洋風、どんな味付けでもおいしいです。
②仕上げにチーズを掛けるのも鹿谷さんおすすめとのことです。
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