祝・新規就農 髙橋さんにきいた|愛荘町に移住して良かったこと3選
旬の食材(秋冬)
期待の若手農家
2024.12.26
今年の3月に新規就農し、今月14日に愛荘町平居でイチゴの販売をスタートした愛荘ストロベリーLab.(ストラボ)の髙橋さんをご存知でしょうか?
今回は、夫婦二人三脚でイチゴを栽培・販売する髙橋拓磨さんと紗矢香さんご夫妻にお話を伺いました。
伺ったのはズバリ、
「愛荘町に移住して良かったこと3選」です。
ぜひご覧ください。
髙橋さんはどんな人?
髙橋拓磨さん(38)と紗矢香さん(38)ご夫妻にお話を伺いました。
Q移住されてきたと聞きましたが、どこから・なぜですか?
Aじつは昔に2人ともシンガーソングライターを志しており、馴れ初めは大阪にある音楽の専門学校です。長女の出産を機に2人共通の夢が音楽から幸せな家庭にシフトして大阪で会社員をしていましたが、かねてから「2人で何かできたらいいね」と話していたこともあり、一念発起して農業の世界へ飛び込むこととなりました。愛荘町を選んだのは、就農地を探す中で「あいしょうアグリ」さんに大きなご協力をいただいたご縁からです。
Q農業の中でも、なぜイチゴを選んだのですか?
A長女が最初に食べたフルーツがイチゴなんです。その時の様子を動画で撮ってあるのですが、家族の皆がものすごい笑顔で、自分で言うのもなんですが「理想の家庭」がそこにありました。あと、数ある品目の中で収益性が高いというのも大きな決め手でした。お金は大事です。
Q読者に伝えたいことはありますか?
Aはい、ぜひ私たちに会いに来ていただきたいです。8歳の長女と4歳の長男が描いたパネルを使って手作りした自慢の販売所で、子育て世代特有の話題や私たちの経歴についての話、地域のホットニュースなど、豊富なラインナップでお待ちしております。イチゴのラインナップは、説明不要のおいしさ「章姫(あきひめ)」と、コク深い甘みがたまらない「よつぼし」の2種類です。販売状況などはインスタグラムでお知らせしています。
愛荘町に移住して良かったこと3選
大阪から愛荘町に移住してきた髙橋さん。
この場所に決めて良かったこと3選を教えていただきました。
1.人が温かい
就農を検討している段階から他府県からやってきた髙橋さん家族を大変温かく受け入れてもらうことができ、イチゴの直売や出荷をしていても愉快で優しい方ばかりだそうです。
町こそ違うものの、イチゴの栽培面で日頃からお世話になっているご近所の市川農場さん(豊郷町吉田)にも足を向けて寝れないほどの恩があり、この地に決めて本当に良かったと心から感じています。
むしろ地域の皆さんが良い人過ぎて、移住当初は「何か裏があるのでは…?」と疑ってしまうほどだったとか。
2.農産物がおいしい
お米や野菜を買うために、もっぱら「やさいの里あいしょう館」を利用していると話す髙橋さん。
大阪に住んでいた頃と全く同じレシピで作ったカレーライスが、JA直売所で買った農産物を使うだけでこんなに味が変わるものなのかと驚いたとお話されていました。
こちらに移住してからは野菜を食べる機会が格段に多くなり、健康面でも効果を実感しているようです。
身体や心を元気にするのは、やはり食べ物から。当たり前のことかもしれませんが、それが本質なのかもしれませんね。
3.子育てがしやすい
まだまだ伸び盛りのお子さん2人ですが、自己肯定感の高い人間に育ってもらいたいと常日頃から話しています。
自然の豊かさと便利さが共存している愛荘町は、子育てにピッタリ。
何より人が温かいし、少し足を伸ばせば一日中遊べる公園もある。近所には座敷を完備したおいしい飲食店もある。お祭りや花火大会など地域が一体となって盛り上がるイベントも充実している。
そんな地域が好きになってほしいし、この地域で育った自分を誇りに思ってほしい―。
それが髙橋さんご夫妻の願いだと教えていただきました。
もっと髙橋さんのことを教えて
これまで髙橋さんについて色々とご紹介しましたが、まだまだ書ききれないほどエネルギッシュでハートフルなお2人です。
JA直売所へイチゴを出荷されているので、タイミングが合えば話しかけるチャンスかも。
また、JA東びわこ広報誌「EひとEすと」3月号で掲載を予定しています。
本記事では触れていない、イチゴの品種を決めた理由などもご紹介します。
そんなの待てない!という方は、ぜひ髙橋さんが構えるイチゴの販売所・愛荘ストロベリーLab.(ストラボ)を訪れてみてください。
会話が弾み過ぎて時間を忘れてしまわないようご注意くださいね。
愛荘ストロベリーLab.(ストラボ)さんのインスタグラムはこちら↓